水まわり・修繕工事のトラブランです。
屋根・外壁 の修繕 、塗装に引きひき続きベランダの防水工事に入ります。
家は建ててから10年以上経つと自然に劣化症状が表れるようになり、ひび割れなどが起こります。ベランダやバルコニーは防水塗装が施されトップコートにより防水層が保護されています。しかし、ひびが入ってしまうと隙間から雨水が侵入しベランダの下から雨漏りします。全体的に劣化が見られる場合は防水層から補修をする必要があります。
屋根・外壁の修繕に足場を組みましたのでベランダもしっかりとした防水対策を施すこととなりました。
◆2Fベランダ
タイルの目地のひび割れや窓枠とのパッキンも劣化している状態である為、その部分からの雨漏りが考えられます。
◆目地とパッキンの劣化
今回はタイルの上からモルタルを流し込む下地調整の方法を行いました。
◆モルタル流し込み
次に水勾配(雨水などの水が排水溝に流れやすくする傾斜)調整を行います。
◆勾配調整
天気予報が雨予報でしたので、ブルーシートで雨養生します。
◆雨養生
予報通り雨が降りました。
天候が回復してからブルーシートを撤去します
◆ブルーシート撤去
モルタルが完全に乾くまで待ちます。
陰になる時間が多い部分は乾くのに時間がかかります。
◆乾燥
2Fベランダのモルタルを乾燥させてる間に3Fのベランダを施工します。
3Fベランダは以前にヒビ割れた部分を修繕されていたようです。
◆3Fベランダ
ひび割れている部分を補修し、下地との密着性を高める為にプライマーを塗布し乾してからウレタン防水の1回目を塗布していきます。
ベランダに設置している室外機は手すりにロープで固定して浮かせておきます。
◆ウレタン防水
ウレタン防水は専用のウレタン防水塗料を2回塗り重ねて、しっかりと防水の膜を作る工法です。仕上げにトップコート塗料で保護することで紫外線にも強くなり定期的にメンテナンスを行えばトップコート再塗装のみで長持ちします。
◆3F 完成
再び2階ベランダに戻ります。
完全に乾いた事を確認し下地のプライマーを塗布し作業に入ります。
◆2Fベランダ
2Fは3Fと違い通気緩衝工法で行います。通気緩衝シート(放水シート)を敷きます。
◆通気緩衝シート
シートの繋ぎ目と立上がり部は、ジョイトテープで補強します。
脱気筒設置を設置しました。
◆脱気筒設置
ウレタン防水1層目を塗布していきます。
◆ウレタン塗装1回目
ウレタン防水1層目が乾いたら、ウレタン防水2層目を塗布していきます。
◆ウレタン塗装2回目
ウレタン防水2層目が乾いたら、最後にトップコートを塗布して完成です。
◆AFTER
サイディングやALCといった外壁材の住宅や、RC造(鉄筋コンクリート造)の建物は、築7~15年を経過したら塗装のメンテナンスをする必要があります。
外壁塗装の際は、劣化具合にかかわらずコーキングを撤去し打ち替えをしなくてはいけません。打ち替え後に塗料を塗ることによってコーキング自体の強度がより高まるというメリットもありマンションや2階建て以上の一戸建て住宅では、外壁塗装やコーキングの工事の際に15~20万円程度の足場の設置費もかかりますので別々に行うと足場代も2回支払うことになってしまいます。耐用年数が同等であるコーキングと外壁のリフォームは一緒に行うと効率的です。
どうしても予算を工面するのが厳しく「とりあえずコーキングだけをすぐに直したい」という場合には、外壁の塗膜とコーキングそれぞれの劣化状態を確認し、何年後に外壁塗装を行うかをよく相談させて頂き適切な工法をご提案させて頂きます。
お気軽にご相談ください。
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