ビルの高架水槽の洗浄と空気抜弁の交換をさせて頂きました
今回は6階建てのビルの屋上に設置されている高架水槽です。
水槽内は定期的な清掃を行う必要があり、同時にヒビ割れがないか。汚水などに汚染されていないか。水槽内に異物の混入がないか。などの点検も欠かせません。
屋上に設置されている高架水槽(タンク)は地上(または地下)の受水槽に一度貯めた水をポンプで屋上へ汲み上げ、そこからの重力(自然落下)を利用して各階の蛇口へと安定した水圧で水を供給されます。
ビル全体を断水にします
水槽内を清掃する為に水槽用の排水栓を開けたところ、排水管部分から錆(赤水)が出てきました
水槽内の水を全て抜いていきます
次に水槽内を高圧洗浄機で洗浄していきます
普段水が浸かっていない部分も高圧洗浄でキレイにします
水槽内から排出された水は雨水管へと流れていきます
水中ポンプを使用して槽内の水を吸い上げます
◆ 排水作業
水槽内の底部はブラシやスポンジを使い手作業で洗浄し、固形物は塵取りを使い全て取り除きます
最後に残水処理ポンプで底部の水まで吸い上げ空に消毒作業を行いました
凍結により破損した空気抜弁を交換します
空気抜弁は、高架水槽(受水槽)の環境を正常に保ち安全に給水を行うための部品です
◆空気抜弁交換
水槽から建物内へ水が流れ出ると水面が下がったとき、減った水の分だけ外から空気を吸い込まないと水槽内が軽い真空状態になります。逆に下の受水槽からポンプで水が送られてくると、増えた水の分だけ空気を逃がさないと水槽内が高気圧状態になります。
空気抜弁は、この空気の出し入れをスムーズにして気圧を一定に保つ役割をしています。
保温材をめくり空気抜弁を交換します
保温材を元に戻し、作業完了です
空気抜弁は小さな部品ですが、「水槽が壊れるのを防ぐ」「蛇口までスムーズに水を届ける」「水の安全を守る」という3つの重要な役割を担っています。 年に1回以上の定期的な貯水槽清掃や点検の際には、必ずこの空気弁(通気管)の網の破れや詰まりがないかなどを確認し、劣化している場合は早めの交換が必要です
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