ガス風呂釜の撤去とガスふろ給湯器の取付け工事

ガス風呂釜の調子が良くないので見に来てほしい。とリピーター様からお電話頂きました。

お伺いし現場調査をさせて頂きました。
このガス風呂釜はセミ外風呂釜と呼ばれおり風呂釜本体(浴槽)は屋内にあり風呂釜は壁の中に埋め込まれていて(ミニ風呂釜)、煙突だけが屋外に突き出しているものをいいます
◆BEFORE(ガス風呂釜)

最近には珍しい大阪ガスの「ハンドル点火式」のガス風呂釜でした。
操作ハンドルを回し着火するタイプになります。
◆リモコンハンドル

お話していく中で給湯器の調子も良くないとのことで、給湯器を「お取替え」にするか「修理する」かをお客様と相談させて頂き、今回は風呂釜と一緒にお取替えする運びとなりました。
◆既存給湯器

保温材を取外し給水管ごと新しく付け替えます。
給湯器は、リンナイ/ガス風呂給湯器/オートタイプ /16号を使用しました。
配管部分には保温材をしっかり巻き、凍結に備えます。
◆給湯器交換

お客様のお宅は寒い季節に気温がぐっと下がるため、給湯器の水抜きをしないと給湯器の配管の水が凍結する恐れがあります。給湯器の配管の水が凍結すると配管の中で膨張した氷が配管を破壊し、故障の原因となるので水抜き栓(配管)を取付け雨樋(あまどい・あまとい)に流せるようにしました。
◆水抜き栓(配管)設置

浴室のリモコンハンドルとキッチンの給湯器用リモコンを撤去します。
◆リモコンの撤去

ガス風呂釜も撤去します。
◆セミ外風呂釜撤去

給湯器の(給水・給湯)、追い焚き配管を壁穴貫通取付セットを用いてお風呂と繋げます。
貫通孔はステンレス製の専用化粧カバーを使用しコーキングで隙間を覆い乾かします。
◆取付け工事

リモコンハンドルを撤去した後、タイルをキレイに清掃し、新しい浴室リモコンを設置します。浴槽の風呂アダプターを取付けます
◆浴室

キッチンのリモコンも新しく付け替え、キッチンからお風呂の自動お湯張りや追い焚きが可能になりました。
◆キッチン用リモコン

リモコンの自動お湯張りボタンを押して試運転を行いました。
問題が無ければ作業完了です。
◆試運転

露出した電気配線には化粧カバーを取付け、雨や劣化から守ります。
給湯器は追い炊き機能付きをご提案させて頂きボタン1つでお湯張りしてくれて、設定の湯量になれば自動で止まってくれます。
◆AFTER

ガス風呂釜/ハンドル点火式の、まず浴槽にお水を溜めてから手動でお湯を沸かす作業が必要でしたが、ボタンひとつでカンタンに湯張り・追い焚きができるようになりました。
◆AFTER

風呂釜は経年劣化により様々な症状が出てきます。放っておくと、一酸化炭素中毒などのトラブルを引き起こすおそれがあります。
調子が良くないと感じた場合は使用を中止し、修理や交換をご検討することをお薦めします。
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